展示会「日本の森の恵み」をパリで開催

nippon collaboratoryは、2013年10月25日から11月3日にフランス パリ ポルト・ドゥ・ヴェルサイユで開催されたFoire d’automne2013サロンにて展示を行いました。

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テーマは、「日本の森の恵み」。
みずき、楓、桜、椿、梨、梅、柘、槐、欅、楢、日本の大地で育った良質で美しい木々をお届けしました。来場者は日本の豊かな四季、風土によって育まれた木肌の美しさ、東北地方で培われてきた木地挽きの伝統の技を見いだしました。
日本伝統こけしは東北で生まれて、東北の大地で育まれて、現代まで作り続けられています。 東北地方は、約7割以上が深い森林に覆われ、夏は暑く、冬は深く雪が積もる、自然と共に生きる暮らしをしています。静かに、くりかえし作業を積み重ねられた伝統工芸品は、シンプルでありながらも大自然そのもののように力強い、人々の心に届く作品に仕上がります。モダンなお部屋にもしっくりくるのが日本の伝統こけしの魅力です。たいへん多くの人びとがお気に入りのこけしと出会って、大切な人へ贈ったり、お部屋に飾ったりしました。素朴でかわいいこけしがひとつあるだけで温かな気持ちになるでしょう。

主催: nippon collaboratory / クリティブ・ディレクション: Mutsumi Abe / 実演: Toshinari Hayasaka / アートディレクション: Shinya Wakaoka / 翻訳: Maika Fujiwara-Harper / 管理: Kenji Kataoka / 協力: Miyagi Dento Kokeshi Kumiai Rengokai, Naruko-onsen Bussan Kyokai, Tokyo Kokeshi Tomonokai, Atelier Kiboko, JETRO, Artsite and Tsuyoshi Tane (DGT Architects) / Thanks to Kévin Condaminas, Hirohisa Ohta and Marie-France Aubert-Ono